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外国人ケア労働者と日本人の協働文化を築く異文化ケア現場のポジティブ教育の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K10276
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関梅花女子大学

研究代表者

畠中 香織  梅花女子大学, 看護保健学部, 准教授 (40756227)

研究分担者 山本 恵美子  愛知医科大学, 看護学部, 准教授 (50464128)
島井 哲志  関西福祉科学大学, 心理科学部, 教授 (30136973)
田中 共子  岡山大学, 社会文化科学学域, 教授 (40227153)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード在日外国人ケア労働者 / 協働文化 / 異文化間ポジティブ教育
研究開始時の研究の概要

本研究の目的:在日外国人ケア労働者と日本人職員の両集団を対象に、以下を行う。①ポジティブ心理学の手法を用い「協働文化」ができていく中で生じる課題に対し、問題予防と強みの創造の両側からアプローチする「異文化間ポジティブ教育」を開発し実践する。②現場で「協働文化」を評価・活用できる「協働文化アセスメントツール」を開発する。面接調査から協働の要素を抽出し分類して、その素材とする。③「協働文化研修」を構成して実践する。協働に向けた課題、目的、具体的目標を明らかにし、「協働文化」構築を支援する。

研究実績の概要

2023年度は、「協働文化アセスメントツール」の開発に向けた構成要素を抽出するために、面接調査を実施した。これまでの調査で関係性のある外国人ケア労働者が就労する3つの施設に依頼を行った。そして、インドネシア人、ベトナム人、ミャンマー人等の出身者、約20名へ半構造化面接を実施することができた。また、同施設において、外国人ケア労働者と日常的に関りのある日本人スタッフ約10名へも、半構造化面接を実施することができた。
面接に関しては、主に現場での協働の実態について話を聞いた。外国人については、分かりやすい日本語を使用し、理解してもらえるように配慮を行った。語りはICレコーダーに記録をし、質的データ分析ソフトウェアMAXQDAを用いて、語りからコードを抽出し、カテゴリーの作成を行っている。
2024年は、「協働文化アセスメントツール」の開発を実施するとともに、「異文化間ポジティブ教育」の一貫として、日本人と外国人の強みを探索し、強みカルタの介入実践を展開していきたいと考えている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

外国人、日本人へ面接調査を実施して、「協働文化アセスメントツール」開発に向けた構成要素の抽出まで実施することができた。

今後の研究の推進方策

2024年は、「協働文化アセスメントツール」の開発を、外国人と日本人へ実施するとともに、「異文化間ポジティブ教育」の一貫として、日本人と外国人の強みを探索し、強みカルタや強み介入を展開していきたいと考えている。
当初の計画では、2024年度に外国人、2025年度に日本人への強みカルタ、強み介入の予定であるが、日本人から介入を始め、次いで外国人への介入と、順序の変更が考えられる。現在、研究分担者と効果的な介入方法や、方向性について検討中である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 異文化間ケア研究会

    • URL

      https://cross-cultural-care.com/

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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