研究課題/領域番号 |
23K10285
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
成田 太一 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (70570521)
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研究分担者 |
関 奈緒 新潟大学, 医歯学系, 教授 (30270937)
清水 智嘉 山梨県立大学, 看護学部, 助教 (80735621)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 精神障害者 / 地域生活 / リカバリー / ケアシステム / リカバリーモデル |
研究開始時の研究の概要 |
精神障害者の地域移行が促進される中で、特に長期入院を経験した精神障害者は、入院によるつながりの喪失を経験し、退院後も孤独を感じやすい状況にある。精神障害者が地域でその人らしく暮らしていくためには、当事者主体のケアシステムを構築していくことが重要であり、本研究は、精神障害をもつ当事者等の参画による地域ケアシステムを開発することを目的とする。精神障害者を対象に地域生活の実態に関する質問紙調査を行ったのち、1地区において調査結果を基にワークショップを実施し、当事者や家族、地域住民、支援者等と課題整理や解決策、ケアシステムの検討を行う。
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研究実績の概要 |
本研究は、地域で暮らす精神障害者が孤立せずその人らしい暮らしを送っていくため、精神障害者の地域生活の実態を把握した上で、精神障害当事者の参画によるケアシステムを構築していくことを目的としている。2023年度は、先行研究等から精神障害者の地域生活の課題の抽出を行ったとともに、2024年度の精神障害者を対象とした地域生活の実態に関する質問紙調査の実施に向けた準備を行った。 先行研究等から、精神障害者の地域生活での課題として、退院後の現実の生活の苦しさ(田中,2017)がある中で、コミュニティインテグレーションが推進されており(塩田,2018)、精神障害者の高齢化に伴う課題(松浦,2017)も生じる中、多職種連携による支援体制構築の必要性(松下,2017)が高まっていることが整理された。また、具体的な地域で暮らす精神障害をもつ人の生活のしづらさとして「ケアにおける精神障害をもつ人と看護師の認識のずれ」「職場や地域社会における精神障害者の受け皿の不備」「地域住民の精神障害をもつ人に対する偏見や知識不足、無関心」「精神障害をもつ人への他者からの過干渉」(森實,2015)や「地域の人との交流活動や生きがい」「就労希望」(巽,2013)が挙げられている。 先行研究により報告されている精神障害者の地域生活の課題をもとに2024年度の実態調査の実施に向けた研究計画の立案を行い、倫理審査委員会への申請を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初予定のとおり2024年度の質問紙調査の実施に向け進捗しているため。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度の質問紙調査の実施では、フィールドである市担当者の協力を得ながら、準備を進めていく。また、2025年度のモデル地区における地域ケアシステムの検討が進められるよう、フィールドおよび研究分担者と検討を進めていく。
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