研究課題/領域番号 |
23K10302
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
石橋 健一 愛知学院大学, 総合政策学部, 教授 (00333039)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 高齢者 / 生活リズム / ライフラインデータ / 生活リズム推定 / 非侵入型 / 高齢化社会 |
研究開始時の研究の概要 |
見守りの対象となる高齢者世帯では、生活を行う際に利用する機器も電気機器だけであったり、ガス器具も利用するなど多様なパターンがあることが分かった。 そこで、本研究では、電力データを用いた生活反応推定を精緻化する方法論を明らかにすることをねらいとする。具体的には、異なるライフラインデータ(電気使用量、ガス使用量、水道使用量)を用いた非侵入型生活リズム推定モデルを構築することを目的とする。また、愛知県長久手市において異なるライフラインデータを用いた非侵入型生活リズム推定モデルの運用実験と検討を行う。
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研究実績の概要 |
令和5年度は、異なるライフラインデータを用いた非侵入型生活リズム推定アルゴリズム開発に向けて、令和5年12月に愛知県長久手市在住の高齢者(5名)を対象に生活状況調査および異なるライフラインデータ(電気、ガス、水道)の取得を株式会社東光高岳さまの協力を得て行った。生活状況調査と異なるライフラインデータと突合を行った結果、水道データは人の生理的欲求に基づく行動、具体的には排泄行動を観測可能となることから、生活反応推定の鍵となる可能性があることが分かった。 生活反応推定アルゴリズム改訂について、基礎調査を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和5年度は、生活調査の実施と同時に異なるライフラインデータの取得の準備及び実施に時間を費やすこととなったため、生活反応推定アルゴリズム改訂について、基礎調査のみしか実施できなかった。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度実験では、ガス使用量データ、水道使用量データを取得するためにメーター値をカメラで読み取りデーター化していた。しかし、カメラの読み取り精度にバラツキがあることから手作業での修正が必要であった。そこで、水道使用量データは、水道使用量データを出力可能なスマート水道メーターを通して入手可能となるように改善を行う。 また、令和5年度実験によって得られたデータを用いて、異なるライフラインデータを用いた改訂型生活リズム推定アルゴリズムの開発を行う。
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