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変形性膝関節症患者への膝屈曲改善運動介入が疼痛軽減・活動量向上に及ぼす効果検証

研究課題

研究課題/領域番号 23K10303
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関星城大学

研究代表者

大古 拓史  星城大学, リハビリテーション学部, 講師 (60715126)

研究分担者 太田 進  星城大学, リハビリテーション学部, 教授 (50452199)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード変形性膝関節症 / 保存療法 / 膝関節屈曲制限 / 膝蓋骨下方可動性 / 身体活動量 / 膝関節屈曲角度改善 / 膝関節屈曲角度
研究開始時の研究の概要

膝関節屈曲角度の維持・改善は,変形性膝関節症(膝OA)の進行予防や発症予防に極めて重要であると報告されている.これまでに簡便に出来る膝関節屈曲角度改善プログラムを考案し,保存療法中の膝OA患者に3ヶ月の介入を行った結果,膝関節屈曲角度の増大,膝関節の疼痛軽減,安静座位時間が減少することを明らかにした.さらに,膝OAの重症度が,軽症群では,重症群に比較し,改善効果が高いことを明らかにした.
本研究課題では,保存療法中の膝OA患者において,ランダム化比較試験にて膝関節屈曲角度改善プログラムを3ヶ月間実施し,膝関節屈曲角度の増大と身体活動量向上をメインアウトカムにした効果検証を実施する.

研究実績の概要

膝関節屈曲角度の維持や改善を行うことは,変形性膝関節症(膝OA)の進行予防や発症予防に極めて重要であると報告されている.これまでに簡便で比較的短時間で出来る膝関節屈曲角度改善プログラム(膝蓋骨下方可動性運動,大腿直筋のストレッチング)を考案し,保存療法中の膝OA患者に3ヶ月の介入を行った結果,膝関節屈曲角度の増大,膝関節の疼痛軽減,安静座位時間が減少することを明らかにした.さらに,膝OAの重症度別による改善効果については,膝OA軽症群では,重症群に比較し,改善効果が高いことを明らかにした.
本研究では,保存療法中の膝OA患者を対象に,ランダム化比較試験にて膝関節屈曲角度改善プログラムを3ヶ月間実施し,膝関節屈曲角度の増大と身体活動量向上をメインアウトカムとした効果検証を実施し,膝関節屈曲角度改善プログラムの介入効果を明らかにする.
本年度は,整形外科クリニックに外来通院する対象者をそれぞれ介入群とコントロール群に振り分け研究・測定を開始し,これまでに34名の計測を終了している.
リクルート等は順調に行えているが,重症度が軽度の膝OA患者の被験者が少ない印象を受けている.そのため,膝OAの診断がなされていない健常高齢者でも画像診断上は膝OAとなる場合もあるため,次年度は,健常高齢者の測定も視野に入れる必要性があると考えるが,現状の膝OA被験者のリクルート状況を踏まえた上で,検討する予定である.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本年度は,これまでに34名の保存療法中の変形性膝関節症患者の治療介入を終了した.

今後の研究の推進方策

本年度に引き続き,被験者のリクルートおよび症例数を増やしていくこととする.変形性膝関節症の重症度分類において,軽度の症例が若干不足しているため,必要に応じて健常高齢者のリクルートも検討する必要があると考える.

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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