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訪問看護ステーションの看護管理者のワーク・エンゲイジメント向上プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K10310
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛

研究代表者

中村 眞弓  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 助教 (00885395)

研究分担者 水上 勝義  筑波大学, 体育系, 教授 (20229686)
瀬在 泉  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 准教授 (40736956)
内野 小百合  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 准教授 (90758757)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2028-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードワーク・エンゲイジメント / 訪問看護ステーション / 看護管理者 / メンタルヘルス
研究開始時の研究の概要

2023年:申請者らの混合研究結果の内容検討を行い「訪看ST看護管理者のワーク・エンゲイジメント向上を図るプログラム」を作成する。
2024年~2025年:訪看ST看護管理者20名を対象に予備調査(前後比較試験)を実施し、その有用性を検証する。
2026年~2027年:全国の訪看ST看護管理者(サンプル数はを予備調査の効果量から算出)を対象に本調査(無作為比較化試験)を実施し、その有用性を検証する。

研究実績の概要

本研究は、訪問看護ステーション管理者のワーク・エンゲイジメント向上を図るために「Webベースの教育プログラム」を開発することを目的とした。申請者らの先行研究から、訪問看護ステーション管理者のワーク・エンゲイジメントの高さと首尾一貫感覚(以下SOCと略す)の有意味感が関連することが示されたことから、本研究では「仕事の有意味感」に働きかけるプログラムを作成した。全国の訪問看護ステーションに勤務する看護管理者を対象に、Webによる研修プログラムへの参加が可能な研究協力者を募り、2023年9月~2024年2月にプログラム受講者を介入群、未受講者を対照群とする非ランダム化比較研究を実施した。
【研究結果】
1)プログラム内容は、①ワーク・エンゲイジメント向上の方法を理解するオンデマンド研修②日々の看護実践を内省し「仕事の有意味感」を実感する個人ワークとグループワーク③「仕事の有意味感」の実感を定着させるためのWeb日記から構成された。
2)介入群には3ヶ月間の教育プログラムを実施し、プログラム効果を検証するため、介入群および対照群に、プログラム実施前・実施後・8週間後の3時点において日本語版ユトレヒト・ワークエンゲイジメント短縮版尺度、SOC13項目版、自己効力感尺度からなるWebアンケート調査をした。現在、収集したWebアンケート調査データの統計解析を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

当初の研究計画では、2023年度に申請者らの先行研究(混合研究結果)に基づく内容の検討を実施し、2024年度に「訪問看護ステーション管理者向けワーク・エンゲイジメント向上プログラム」を作成し、予備介入調査に入る予定であった。しかし、2023年度中にプログラム作成およびその効果を検証するための非ランダム化比較研究まで遂行できたため、当初の計画以上に進展していると判断する。

今後の研究の推進方策

2023年度に実施した非ランダム化比較研究より収集したWebアンケートデータ(プログラム実施前・実施後・8週間後)の統計解析を進める。
【統計解析の方法】
全ての尺度において正規性が認められなかったため、ノンパラメトリック検定を実施する。
①対象者の基本属性および介入前の各測定項目の群間比較(Mann-WhitneyのU検定)
②介入前後の比較(Wilcoxonの符号付き順位検定)
③介入前後の介入群と対照群の比較(繰り返しのある二元配置分散分析)

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 訪問看護ステーション管理者が看護実践の中で抱くワーク・エンゲイジメント―内容分析による検討―2023

    • 著者名/発表者名
      中村 眞弓、菊原 美緒、一宮 賢司、水上 勝義
    • 雑誌名

      文理シナジー学会

      巻: 27 ページ: 115-128

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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