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「もしも」の時の医療・ケアの話し合い行動意図尺度を用いた家族参加型ACP研修の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K10315
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

西田 乃生子 (山口乃生子)  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (70381431)

研究分担者 山岸 直子  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (10320821)
會田 みゆき  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (20214512)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードAdvance Care Planning / 計画的行動理論 / 家族参加型ACP研修会 / 「もしも」の時の話し合い行動意図尺度 / アドバンス・ケア・プランニング / 家族参加型研修
研究開始時の研究の概要

本研究は、ACPの第1段階の対象である地域住民を対象とし、「もしも」の時の医療・ケアに関する話し合い行動意図尺度(以下、「もしも」の時の話し合い行動意図尺度)を用いた家族参加型ACP研修プログラムを開発し、その効果を測定することを目的とする。2023年度は、研究代表らがAjzen(1991)の計画的行動理論を参考にして作成した「もしも」の時の話し合い行動意図尺度の改訂を行い、その信頼性および妥当性の確認を行う。2024~2025年度は改訂した尺度を用いて、家族参加型の対話を通したACP研修会を実施し、その効果を測定する。

研究実績の概要

本研究は、地域住民を対象とし、「もしも」の時の医療・ケアに関する話し合い行動意図尺度(以下、「もしも」の時の話し合い行動意図尺度)を使用した家族参加型Advance Care Planning(以下、ACP)研修プログラムの効果を測定することを目的とする。本研究は2つの研究から構成されている。

研究1.『もしも』の時の話し合い行動意図尺度の信頼性・妥当性:今年度は、2021年度に実施した「もしも」の時の話し合い行動意図尺度を用いて65歳以上の高齢者を対象としたWEB調査を実施し、尺度の信頼性と妥当性について検証した。外的基準は、「もしも」の時の話し合い行動意図尺度、外的尺度はACPへの準備性や心構えを測定するACPengagement survey日本語版(Okadaら,2021)およびコミュニケーション・スキル尺度(藤本ら,2007)を使用した。その結果、尺度の信頼性、妥当性は概ね確認された。

研究2.『もしも』の時の話し合い行動意図尺度を用いた家族参加型ACP研修会の効果:本研究は1群前後比較研究とする。ACPに関する対面による研修会を実施し、定量的データを収集し、その効果を測定した。評価時点は、研修前、研修後、研修後3か月とした。2023年度の対象者は13名であった。研修前よりも研修直後および研修終了後3か月後の行動意図の全体得点およびENDCOREsの得点は高い傾向にあった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

家族参加型のACP研修では、「家族と話しにくい」、「時間が合わない」等の阻害因子があり、参加者の確保が難しい状況にある。

今後の研究の推進方策

現在までの進捗状況を踏まえ、一人参加および友人同士の参加も可能とし、家族参加者のデータと比較する方策を検討する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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