研究課題/領域番号 |
23K10320
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 福岡県立大学 |
研究代表者 |
芋川 浩 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (90373274)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 殺菌消毒 / 大災害 / 殺菌抗菌効果 |
研究開始時の研究の概要 |
日本は世界でも有数の災害大国である。たとえば、2011年の東日本大震災をはじめとした大災害が頻発している。大災害には、停電や断水などの停止により病院等も機能できない。さらに、土砂崩れなどによる孤立化で病院に行くことがでない。さらに、多くの外傷者も発生し、通常では全く問題ない外傷でも、生命の危険にさらされる。このような緊急災害時に、家庭内にあるものの殺菌抗菌効果を利用した殺菌消毒薬を作り、救える命も多いと考えている。本研究では、緊急災害時でも、一般家庭にあるものの殺菌抗菌効果に注目し、誰でもできる新しい殺菌消毒法を開発する。南海トラフ地震など今後の自然大災害に備え、緊急時のマニュアルも作成する。
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研究実績の概要 |
日本は世界でも有数の災害大国であると言われており、毎年地震や台風、線状降水帯などによる大きな被害を受けている。大災害時には、医療機関自体の被災、土砂崩れなどによる孤立化なども多発する。しかし、そのような際でも医療を受けられないケガ人も多数出てくる。 本研究は。そのように災害緊急時に医療機関等を受診出来ない病床者に簡易的であるが適切な消毒などを行うことで病状の悪化などを防ぐことにある。 そのため、家庭であるもの殺菌抗菌効果を利用して、災害時でも簡単に利用できる消毒方法を開発することである。 そのため、これまでも、普通の家庭であるもので殺菌抗菌効果を持つものを解析し、ニンニク、ハチミツ、米酢、ショウガ、レモン、かぼすなど多くのものの効果を解析してきた。 そこで、本研究では、災害時に身近にあるもので利用できる「殺菌抗菌効果」を持つ日用品や食品を利用して、災害時でも簡単に作成できる消毒薬の開発である。 研究はかなり遅れ気味であるが、レモンや日本の柑橘系の果実であるカボスなどの殺菌抗菌効果の有効性を再確認できた。また、ポッカレモンという商品にもレモンと同等の効果があることも明らかにできた。そこで、これら柑橘系をベースとした殺菌抗菌効果を持つ混合液にさらに付加し、効果を上げるものとして、ニンニク、米酢、ハチミツなどの添加を検討中である。さらに、開発した消毒薬を実際に利用・検討するための実験計画を立案中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナ感染のため、ヒトを利用する臨地研究等にいくつかの制限などがあったため。
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今後の研究の推進方策 |
柑橘系をベースとした殺菌抗菌効果を持つ混合液にさらに付加し、効果を上げるものを検討中する。 さらに、これらを実際に利用・検討するための実験計画を立案中であり、対象者の選定も進めている。
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