研究課題/領域番号 |
23K10322
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 日本医療大学 |
研究代表者 |
河原畑 尚美 日本医療大学, 保健医療学部, 教授 (50511622)
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研究分担者 |
小野 幸子 日本医療大学, 保健医療学部, 教授 (70204237)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2027年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 高齢者 / ケア倫理教育 / ハラスメント |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,①高齢者のケア倫理プログラムにおけるケアハラスメント防止能力について,高齢者ケアにおける高度実践看護師との検討,②①をもとに倫理教育プログラムの精選,さらに③本邦とフィンランド双方で開発したプログラムに基づく教育実践の実施内容と評価を分析し,看護基礎教育課程における高齢者ケアのハラスメント防止能力育成に向けたケア倫理教育プログラムの検証をするものである.
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研究実績の概要 |
2018年~2023年度基盤研究(C)「看護基礎教育における高齢者のケア倫理教育プログラムの開発」においては,看護基礎教育における高齢者ケアの倫理教育内容・方法・評価について検討した.しかし,実践検証までには至らず,専門家会議においても,教育プログラムの倫理的実践能力として明らかになった高齢者ケアのハラスメント防止能力について,高齢者ケア実践現場の看護師との合意形成には課題が残された.本研究は,①高齢者のケア倫理プログラムにおけるケアハラスメント防止能力について,高齢者ケアにおける高度実践看護師との検討,②①をもとに倫理教育プログラムの精選,さらに③本邦とフィンランド双方で開発したプログラムに基づく教育実践の実施内容と評価を分析し,看護基礎教育課程における高齢者ケアのハラスメント防止能力育成に向けたケア倫理教育プログラムの検証をするものである. 2023年度は、高齢者のケア倫理教育プログラムにおけるケアハラスメント防止能力について,高齢者ケアの高度実践看護師(病院・高齢者ケア施設)との検討、高齢者看護教育・研究者の専門家会議の開催をする予定であったが、実践看護師との検討が進まなかったため、専門家より高齢者のケア倫理プログラムにおけるケアハラスメント防止能力について、また倫理プログラムにおける内容のスーパーバイズを得て、2024年度のフィンランドにおける面接調査についてフィンランドのDr.Silpa Salin研究チームとの検討を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2023年度は、高齢者のケア倫理教育プログラムにおけるケアハラスメント防止能力について,高齢者ケアの高度実践看護師(病院・高齢者ケア施設)との検討、高齢者看護教育・研究者の専門家会議の開催をする予定であったが、国内、フィンランド双方で研究協力者の所属変更等があり、実践看護師との検討が進まなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は、高齢者のケア倫理教育プログラムにおけるケアハラスメント防止能力について,高齢者ケアの高度実践看護師(病院・高齢者ケア施設)との検討、高齢者看護教育・研究者の専門家会議の開催をする予定であったが、実践看護師との検討が進まなかったため、老人専門看護師である研究者に分担者として協力を得て、国内の調査、検討を進めていく。また、2024年度のフィンランドへの訪問の際にDr.Silpa Salin研究チームと対面会議を行い、面接調査の詳細の検討を進める。
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