研究課題/領域番号 |
23K10327
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 帝京科学大学 |
研究代表者 |
梅崎 かおり 帝京科学大学, 医療科学部, 講師 (60737005)
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研究分担者 |
山川 みやえ 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (80403012)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 若年性アルツハイマー型認知症 / 確定診断 / 生活上の困りごと / 若年性アルツハイマー型認知症者 / レジストリ / 困りごと |
研究開始時の研究の概要 |
若年性アルツハイマー型認知症は確定診断が可能となった。意思決定が可能な早期の段階から今後の進行を見据えて、本人・家族双方へのケアを進める必要があるが、そのケアモデルは確立されていない。 本研究では若年性AD者と配偶者を対象に、縦断的にインタビュー調査を行うことで進行時期に応じた困りごとを抽出し、ケアの基本になるレジストリの基盤を作成することを目的とする。このレジストリは本人・家族の語りや具体的な困りごと、うまくいった対処方法などを記載できる上、他者の体験も閲覧でき、自身の生活の参考になるものである。さらにこのレジストリの基盤をもとに超早期から柔軟な支援が行える多職種連携ケアモデル作成を目指す。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は若年性アルツハイマー型認知症者とその家族を対象に、縦断的にインタビュー調査を行うことで進行時期に応じた困りごとを明らかにし、ケアの基本となるレジストリの基盤を作成することである。対象者はアミロイドPETにて若年性アルツハイマー型認知症と診断された者とその家族であり、若年性アルツハイマー型認知症者は、65歳未満で症状がみられたもの(診断時65歳以上の場合も含む)とし、インタビュー調査に応じることが可能であると主治医が判断したものを対象とする。家族は主に配偶者を想定しており、成人した者を対象とする。対象者は20組を想定している。 現在9組の対象者にインタビューを実施している。今後対象者を増やすべく、研究対象となりうる若年性アルツハイマー型認知症者のピックアップを研究機関の主治医に依頼予定である。インタビュー内容は適宜分析し、進行時期に合わせた困りごとを抽出していく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現在9組のインタビューは順調に行うことができている。
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今後の研究の推進方策 |
現在の対象者9組のインタビューは順調に経過している。今後対象者を増やすべく関係機関への依頼等を行っていく。また収集したインタビュー内容は生活上の困りごとに焦点を当て、分析を進めていく。
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