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重度認知症高齢者に対する口腔ケアチャートの汎用性の検証

研究課題

研究課題/領域番号 23K10333
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関安田女子大学

研究代表者

小園 由味恵  安田女子大学, 看護学部, 准教授 (50583928)

研究分担者 横島 啓子  東京医療学院大学, 保健医療学部, 教授 (50369469)
笹本 美佐  千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (70568104)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード重度認知症高齢者 / ガイドライン / 口腔ケア / 認知症疾患医療センター / 多職種連携 / ケアチャート
研究開始時の研究の概要

本研究において,重度認知症高齢者に特化した口腔ケアに対する具体的な介入方法についての指標となるチャートの開発を行っている.在宅で口腔ケアを実施している訪問看護ステーション,特別養護老人ホーム,介護老人保健施設等で行う口腔ケア項目の実施方法を明確にすることで,同等の水準での口腔ケア実践が見込まれる.そのチャートは,誰もが使用することができる汎用性が必須であると考える.そのため、本研究においては、その汎用性を検証することを目的としている.

研究実績の概要

令和5年度は、口腔ケアチャートの実践モデルの構築を行った。具体的には、摂食嚥下看護認定看護師、認知症看護認定看護師、老年看護教員、精神看護教員を含めた、認知症看護、口腔ケアの専門家により、チャートに含まれた口腔ケア項目の実施方法について検討し、具体的な方法を確定し、口腔ケアチャートの作成と実践モデルを構築した。その後、口腔ケア実践モデルを基に、在宅や施設で口腔ケアチャートに沿ったケアを実施して頂くための研修会を実施している。現時点で終了している対象は、グループホームの介護士やケアマネージャー、訪問歯科の歯科衛生士である。
令和6年度は、認知症治療病棟を有した病院の介護スタッフを対象に研修会を実施する予定である。研修会終了後には、口腔ケアチャートを基に口腔ケアを実施して頂き,実施対象の重度認知症高齢者の方の口腔内の変化についてOHAT-J(日本語版Oral Health Assessment Tool)を用いケア前後で評価して頂く。その後、口腔ケアチャートの使用についての評価アンケート調査を実施する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2年目に実施予定であった研修会を2カ所で実施できており、それぞれの施設において、口腔ケアの実践を行っていただくことができている。

今後の研究の推進方策

令和6年度は、認知症治療病棟を有した2病院の介護スタッフを対象に研修会を実施するための承諾が取れている。4月には実施予定である。3月に研修会を行い、認知症高齢者の方々に口腔ケアを実施してくださった研究対象者の方々に、5月以降インタビューを行う予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 重度認知症高齢者に対する看護師の口腔ケア実践状況とセミナー受講経験の関連2023

    • 著者名/発表者名
      小園由味恵 笹本美佐 横島啓子
    • 学会等名
      第43回日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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