研究課題/領域番号 |
23K10338
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 岐阜保健大学 |
研究代表者 |
小島 誠 岐阜保健大学, リハビリテーション学部, 講師 (30598024)
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研究分担者 |
太田 美智男 岐阜保健大学, リハビリテーション学部, 教授 (20111841)
石原 由華 椙山女学園大学, 看護学部, 教授 (30369607)
渡辺 伸一 岐阜保健大学, リハビリテーション学部, 講師 (40863783)
小久保 晃 岐阜保健大学短期大学部, その他部局等, 講師(移行) (50720281)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 車いす / 汚染状況 / 駆動方法 / 院内施設内感染 / 感染症 / リスクマネジメント / 福祉用具・支援機器 / 理学療法学 |
研究開始時の研究の概要 |
社会全体で手指消毒の習慣が定着する中、未だ施設内感染は一定数発生している現状は現在の衛生操作には、盲点がある可能性が高いことを示唆している。我々は以前の調査にて、車いす使用者が、ハンドリムではなく、駆動輪を握り操作している割合が8.8%あることを確認している。その操作が施設内感染を誘引している可能性に着目し「車いすの誤った操作が病院施設内での感染症を引き起こす要因になりうるのか」を「問い」とし、車いす駆動輪とハンドリムの汚染を検出し、駆動動作と汚染伝播の関連を解明する。 車いす指導の中心であるリハビリテーション領域からの院内感染減少を目指し駆動方法の指導や車いす環境整備の方向性を明らかにする。
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研究実績の概要 |
本研究は、汚染物質が床などから患者利用者の手指を介する経路に、車いす駆動輪、ハンドリムに着目し、車いすの汚染状況と患者使用者の駆動方法との関連性を明らかにすることである。また、この調査結果をもとに、院内施設内感染の軽減を目指している。 2023年度には直接的な論文や学会発表の実績はないが、以下の2点を主な成果として挙げることができる。2024年度以降の研究データの収集を進め、論文および研究発表の礎を築いたことを2023年度の実績概要として報告する。 2024年度以降、収集した研究データを分析し、具体的な院内感染軽減策の提案までを行う予定である。また、これらの成果を学術論文や学会発表を通じて広く社会に還元し、医療施設における感染症管理の向上に貢献することを目指す。引き続き研究を進め、安全かつ健康な医療環境の実現に向けて努力を続ける所存である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
初年度にあたる2023年度には直接的な論文や学会発表の実績はないが、研究計画通り2024年度以降の研究データの収集を進め、論文および研究発表の礎を築いている。
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今後の研究の推進方策 |
若干補足データの収集作業を残しているものの2024年度以降、収集した研究データを分析し、具体的な院内感染軽減策の提案までを行う予定である。また、これらの成果を学術論文や学会発表を通じて広く社会に還元し、医療施設における感染症管理の向上に貢献することを目指す。
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