研究課題
基盤研究(C)
骨格筋の形態や機能のみならず,性状を表す機械的な特性,即ち『筋メカニクス』の可塑性解明と生体イメージング評価法の確立は,次世代リハビリテーションの展開に不可欠である.本研究では,筋組織が本来もつ不均一な粘弾性体という特徴および弾性計測特有の課題を踏まえ,①筋弾性の規定因子や筋ストレスとの関係性を検証し生体力学的な意義を解明すること,②臨床現場での活用が期待できる汎用性と定量性の高い弾性画像評価法の有用性と,③筋メカニクスの可塑性を多角的に明らかにすることを計画している.