研究課題
基盤研究(C)
視覚と触覚、聴覚など異なる感覚が互いに影響を及ぼしあうことをクロスモーダル効果という。本研究では、リハビリテーションに没入型VR技術を応用することで身体失認、注意障害、半側空間無視といった高次脳機能障害に対するクロスモーダルフィードバックを可能とする新規リハビリテーション訓練システムを開発し、本訓練システムが高次脳機能に与える効果についてその臨床的有用性を検証する。没入型VRを用いることで可能となる仮想空間内でのクロスモーダル効果を取り入れたより効果的な訓練手法を提案し、リハビリテーション医療の向上を目指し包括的に検討していく。