配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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研究実績の概要 |
嗜銀顆粒病(argyrophilic grain disease: AGD),進行性核上性麻痺(progressive supranuclear palsy: PSP),皮質基底核変性症(corticobasal degeneration: CBD)は4リピート(4R)タウが蓄積する変性疾患で4Rタウオパチーと呼ばれる.本研究では4Rタウオパチーの嗅球タウ病変の頻度を明らかにし,AGD,PSP,CBDを他の変性疾患と生前に早期に鑑別し,治療,リハビリテーション,看護の方針決定に資する知見を得る事を目標としている.今年度はAGD52例,PSP29例,CBD10例,計91例),対照例(118例)を対象として,全例の嗅球パラフィン包埋切片で嗅球病理を評価している.具体的には(1)MSA病理:リン酸化α-synuclein染色(pSyn#64)とGallyasでTuboi Y. NAN2003;29:503のスコアで評価.(2)AT8, RD3, 4R-tau, Gallyas陽性NFT, NT, Pick小体:Tuboi Y. NAN2003;29:503のスコアで半定量評価.(3)Grain:Gallyas-Braak銀染色にて分布を評価6.対物40倍にて0.5:~20、1: 20~50, 2: 50~100, 3: 100~.と評価.(4)graunular fuzzy astrocyte, tufted astrocytes, astrocytic plaque: stage 0.1: 部位全体に1個,stage 0.2: 部位全体に2-4個, stage 0.5: 1個/200倍視野, stage 1: 2-10個/200倍視野, stage 2: 11-20個/200倍視野, stage 3: 21-個/200倍視野.(3)Aβ沈着:CERADスコアシステムで以下の様に評価.対物20倍視野で0個:stage 0, 1-5個:stage 1,6-19個:stage 2,20以上個:stage 3.(4)TDP-43陽性病変:NFTと同じシステムで評価し,陽性病変の形態を区別して評価,という手順で評価を行い,約100例の評価が終了した.重要症例の学会発表を行い,本研究に必要な辺縁系での病理データをまとめている際に早期発表すべき予備的知見を得たので英語論文として発表した.
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