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物理的限界を拡張させる仮想現実を用いた動的バランス訓練の効果

研究課題

研究課題/領域番号 23K10494
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関藤田医科大学

研究代表者

牛澤 一樹  藤田医科大学, 医学部, 研究員 (80895821)

研究分担者 上原 信太郎  藤田医科大学, 保健学研究科, 准教授 (30725130)
湯浅 明子  藤田医科大学, 医学部, 研究員 (30878468)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードバーチャル・リアリティ / リハビリテーション / バランス / 脳卒中 / パーキンソン病 / 仮想現実
研究開始時の研究の概要

パーキンソン病は種々の運動症状の発現によってバランス機能が著明に低下する。バランス機能の低下は転倒および活動範囲の制限、ひいてはQOLの低下に繋がる。このため、バランス機能の低下はリハビリテーションが対処すべき重要な課題と言える。これまでに重心移動を伴う運動がバランス機能の改善に有効であることは知られているが、実環境下では実際に行える運動に物理・心理的な限界が発生するため真の限界点まで重心移動を引き出すことが難しく、最大限に能力発揮を導くことができないという課題がある。そこで本研究は、仮想現実を用い、視覚的に物理的限界を拡張させた状況下で行う新たなバランス訓練の介入効果を明らかにする。

研究実績の概要

パーキンソン病患者は固縮や姿勢反射障害に代表される運動症状によってバランス機能が低下する。これまでに重心移動を伴う運動がバランス機能の改善に有効であることは知られているが、実環境下では実際に行える運動に物理・心理的限界が発生するため真の限界点まで重心移動を引き出すことが難しく、最大限に能力発揮を導くことができないという課題がある。本研究は、仮想現実(Virtual Reality)を用い、視覚的に物理的限界を拡張させた状況下で行う新たなバランス訓練の介入効果を明らかにすることを目的とする。
2023年度は、計測環境およびリクルート方法の整備を経て、データ計測を進めた。予備的に脳卒中者および健常高齢者を対象に当該運動を20分実施した際の、実現可能性および即時効果を検証した。現在まで検証によって、当該訓練はバランス機能を改善させるための訓練として実現可能性を有し、加えて、即時効果としてバランス機能を改善させることが示唆されている。
次年度以降も、データ計測を計測し、当該運動の有効性の検証を進めていく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究計画に従って、データ計測はおおむね順調に進展したため。

今後の研究の推進方策

当初の計画通り、引き続きデータ計測を継続し、当該訓練の有効性の検証を進めていく予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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