研究課題/領域番号 |
23K10499
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
青木 竜男 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医師 (00749765)
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研究分担者 |
北垣 和史 四條畷学園大学, リハビリテーション学部, 助教 (00883498)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 心臓リハビリテーション / 肺高血圧症 |
研究開始時の研究の概要 |
肺高血圧症は治療法の進歩により予後が改善しているが、QOLの向上が新たな課題となっている。運動耐容能の低下がその原因の一つと考えられ、心臓リハビリの導入が重要と考えられるが、肺高血圧症は運動中の血行動態の変化に注意する必要があり、肺高血圧症診療に精通した専門施設でのリハビリが求められている。 一方で専門施設には遠方から通院する患者が多いため、外来リハビリの継続が難しいという課題があり、肺高血圧症の退院後の外来心臓リハビリの方法は確立していない。本研究は通院による外来リハビリが困難な肺高血圧症患者の外来リハビリモデルを確立し、その有用性をQOLと運動耐容能で評価する事を目的としている。
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研究実績の概要 |
肺高血圧症(PH)で心臓リハビリテーションを施行した患者45名の背景、運動処方の内容とその効果(FIM)を評価し、検討した。リハビリを行ったPH患者は1群が38%、4群が47%だった。対象患者の在院日数の中央値は24日間、実施単位数の中央値は12単位であった。リハビリ前後でWHO機能分類(1および2/3および4:前 22%/78%→後 60%/40%、P<0.01)、FIM(99→111、P<0.01)はそれぞれ有意に改善した。また、心リハに伴う重篤な有害事象(失神、喀血、心不全増悪、致死性不整脈)は224患者・時間当たりで1回も認めなかった。 病状に合わせた運動療法(Borg処方)は安全に施行可能であることを明らかにした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
主任研究者の次年度の異動に伴う業務内容および勤務日数の変更があったため。
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今後の研究の推進方策 |
2024年5月で廃止手続きの予定です。
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