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膝関節屈筋の部位特異的神経筋機能評価方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K10533
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関札幌医科大学

研究代表者

青木 信裕  札幌医科大学, 保健医療学部, 助教 (20554653)

研究分担者 菅原 和広  札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (10571664)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
キーワードハムストリング / 神経筋活動 / 多点表面筋電図 / 筋機能 / 筋疲労 / 表面筋電図 / 神経刺激
研究開始時の研究の概要

膝関節屈筋は様々な領域で理学療法の対象となるが、その機能を定量的に評価することが難しい筋である。本研究の目的は、多点表面筋電図と神経刺激を用いて膝関節屈筋内の部位による筋活動の特徴を評価することで、膝関節屈筋の部位特異的な神経筋機能を解明することを目的とする。本研究から得られる結果を用いることで、膝関節屈筋の詳細な部位を目標とする評価や治療という新規的な評価方法の基礎データを示すことが可能となる。
本研究は、多点表面筋電図を用いた部位特異的神経筋機能評価方法の開発と、多点表面筋電図を用いた部位特異的神経筋機能に及ぼす影響の解明の2つの実験に大別される。

研究実績の概要

本研究は、多点表面筋電図を用いて膝関節屈筋の部位特異的神経筋機能評価方法を開発し、その評価結果に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。これまでに報告されている骨格筋の部位特異的神経筋機能について、膝関節屈筋での詳細な検討を行うとともに、対象者の特性や条件によりそれらの部位特異的神経筋機能が変化するのかを計測して検討する研究である。
2023年度は、部位特異的神経筋機能の評価方法を行うためのパイロット実験を行うとともに、それらの結果を整理したうえで詳細な評価方法の検討を継続した。具体的には、健康な対象者に対して、半腱様筋に多点表面電極を貼付し、等尺性・等速性収縮時の筋電図を計測した。電極貼付の決定方法やデータ解析方法について検討を継続し、今後の計測方法の基盤を整理できたと考える。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2023年度は、部位特異的神経筋機能の評価方法を行うためのパイロット実験を行うとともに、それらの結果を整理したうえで詳細な評価方法の検討を継続した。当初はそれを基に部位特異的神経筋機能評価方法を開発するところまで実施する予定であったが、不測の事態のために方法論の確認と解析方法の検討までとなってしまった。

今後の研究の推進方策

これまでに検討した評価方法を基に、部位特異的神経筋機能の評価方法を決め、健康な対象者でのデータ計測を継続する。新たに計測した結果を確認し、評価方法の再検討を継続する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 筋疲労状態におけるハムストリングス筋内の神経筋活動分布2023

    • 著者名/発表者名
      青木信裕, 奥山恵伍, 片寄正樹
    • 学会等名
      第34回日本臨床スポーツ医学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] ノルディックハムストリングにおけるハムストリングスの筋活動中心動態2023

    • 著者名/発表者名
      奥山恵伍, 青木信裕, 片寄 正樹
    • 学会等名
      第34回日本臨床スポーツ医学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 半腱様筋の筋疲労課題中における部位特異的神経筋活動2023

    • 著者名/発表者名
      青木信裕, 井上里紗, 片寄正樹
    • 学会等名
      第28回日本基礎理学療法学会学術大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 半腱様筋における部位特異的筋活動の性差2023

    • 著者名/発表者名
      青木信裕, 高橋大河, 片寄正樹
    • 学会等名
      第10回日本スポーツ理学療法学会学術大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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