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片麻痺者の体幹機能評価の策定 -日常生活動作向上に向けて-

研究課題

研究課題/領域番号 23K10540
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関昭和大学

研究代表者

上條 史子  昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (80515825)

研究分担者 本島 直之  昭和大学, 保健医療学部, 講師 (70884352)
稲葉 康子  昭和大学, 保健医療学部, 教授 (90515412)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2028-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2026年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
キーワード体幹 / 片麻痺者 / 評価法 / 日常生活動作
研究開始時の研究の概要

片麻痺者の日常生活動作の獲得には、体幹機能が重要な役割を果たすといわれる。片麻痺者の体幹評価として広く知られているTrunk Impairment Scale(TIS)には、日常生活には欠かせない体幹を前方に傾斜させる動き(体幹前傾動作)の評価はなく、他の平面上の体幹の動きのみである。
そこで、体幹前傾動作を組み込みこんだTIS with Forward Tilt(TIS with FT)を策定し、三次元的に体幹をとらえる評価法を確立すること、またその項目が示す体幹筋の機能を探ることを本研究の目的とする。体幹の強化すべき部分が明確となることで、効率的なリハビリテーションが提案できると考えている。

研究実績の概要

本研究は、片麻痺者の日常生活動作の獲得に重要とされている体幹機能について、その機能評価の確立を目指して実施をしている。具体的には、海外で広く使用されているTrunk Impairment Scale(TIS)を元に、このTISに評価としてない体幹前傾動作を組み込み、体幹の機能を三次元的に評価する評価法を策定し、その評価法の有用性を示す予定である。
現在は、この新評価を同意がとれた回復期に転入院した患者に対し、入院時から1か月毎に評価として実施し、日常生活動作のレベルとの関連を調査している。現在の症例数は、50例ほどである。症例数としては順調に増加しているが、データ入力作業に手間取っている現状がある。
尚、今回の新評価法に組み込んだ体幹前傾動作に関する機能を明らかにするために、体幹筋の筋電図評価を実施する予定であるが、この筋電図評価はまだテスト段階である。また、新評価法の動作解析を実施するためのマーカレスの動作解析装置を導入予定であったが、交付直接経費では機器の購入が難しい状況となった。現在はもっと簡易で安価なシステムを代替としてテスト計測を実施している現状である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

自身の他業務との兼合いと病院内でのデータ処理に手間取っているため。

今後の研究の推進方策

データ収集は順調に進んでいるが、入力作業に手間取ってしまっているため、データ入力作業のみの協力者を募ることを考えている。なお、研究代表者の業務の調整や時間のやりくりの工夫を模索中である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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