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外来化学療法中の進行・再発がん患者の包括的がんリハビリテーションプログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K10572
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関関西医科大学

研究代表者

勝島 詩恵  関西医科大学, 医学部, 助教 (70754109)

研究分担者 今井 芳枝  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (10423419)
中野 治郎  関西医科大学, リハビリテーション学部, 教授 (20380834)
倉田 宝保  関西医科大学, 医学部, 教授 (40340781)
福島 卓矢  関西医科大学, リハビリテーション学部, 助教 (50779535)
長谷 公隆  関西医科大学, 医学部, 教授 (80198704)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2028-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードがんリハビリテーション / 悪液質 / 包括的プログラム / 遠隔診療
研究開始時の研究の概要

治療期から緩和期までのがんリハビリテーションを俯瞰的に捉え,実臨床に浸透させていくために医療連携を基盤とした集学的介入と患者の意思を取り込んだ新たなる評価指標を組み込んだがんリハビリテーションプログラムを開発することを目指す.

研究実績の概要

本研究は2023年にⅠ.外来化学療法を受ける進行・再発がん患者およびがんリハビリテーションに関する動向,課題,施策,現在の知見を把握するため,国内外の文献検討や学会参加,がん患者に対するリハビリテーション外来の参加観察より基礎データを作成することを目標としていた。
研究方法として、①国内外の先行研究/書籍による文献検討,②学術集会/研修会出席による情報取集,③外来診療の参加観察の実施,④がんリハビリテーションに関わる医療連携および,主治医と共通認識フローチャートや他職種会議を基盤に患者の意思(希望・認識)確認後
がんリハビリテーションの内容を決定、看護師,理学療法士,訪問看護・リハビリによる情報交換に関する連携を検討,⑤文献検討を学会発表と論文作成,⑥調査に向けた研究計画書の作成,⑦倫理審査準備/申請を計画しており、このうち、2023年には先行研究・文献検討を行った。がんリハビリテーションにおける運動療法の内容についてはまだエビデンスが乏しく、がん患者に合併するがん悪液質の臨床的特徴も不明確であるため、がんリハビリテーションを受けるがん患者における臨床的特徴、がんリハビリテーションにおける質的意義についてデータ収集、解析を実施し、がんリハビリテーションを受けるがん患者の悪液質の特徴を把握した。その結果、がん患者の悪液質は身体活動量の低下、栄養状態の低下を臨床的特徴とし、進行がん患者においてもがんリハビリテーションがポジティブな質的効果があることが分かった。がんリハビリテーションの内容をまず明確に決めるため、現在肺癌患者における運動療法の強度を決めるための前向き計画を立案している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

悪液質に関連する因子や質的効果について解析が進み、がんリハビリテーションの具体的な内容(運動強度)を決定するための前向き研究を立案できているため

今後の研究の推進方策

がんリハビリテーションの具体的な内容(運動強度)を決定し、多職種介入のシステム作りを具体的に構築する

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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