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運動ストレスによる局所免疫の抑制を防ぐ-乳酸菌の摂取による口腔内の応答の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K10588
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関名寄市立大学

研究代表者

丸山 洋介  名寄市立大学, 保健福祉学部, 助教 (50748910)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード運動 / プロバイオティクス / 唾液 / 口腔 / プロテオーム / トランスクリプトーム / 運動ストレス / 局所応答 / 乳酸菌
研究開始時の研究の概要

強度の高い運動を一時的に行う事や、日頃から運動量の多いアスリートは、運動ストレスにより局所的、全身的な免疫が抑制され、上気道感染症に罹患するリスクが高くなる。本研究では局所的な免疫応答に着目し、乳酸菌摂取により口腔内誘導される応答が、運動で抑制される口腔内の局所免疫の抑制を防ぐ効果があるのか、口腔粘膜の遺伝子発現と唾液タンパク質を網羅的に解析する事で明らかにする。

研究実績の概要

強度の高い運動を一時的に行う事や、日頃から運動量の多いアスリートは、運動ストレスにより局所的、全身的な免疫が抑制され、上気道感染症に罹患するリスクが高くなる。本研究では局所的な免疫に着目し、乳酸菌摂取により口腔内誘導される免疫応答が、運動で抑制される口腔内の局所免疫の抑制を防ぐ効果があるのか、口腔粘膜の遺伝子発現と唾液タンパク質を網羅的に解析する事で明らかにする。

今年度は乳酸菌飲料摂取による短期的な口腔内の応答を明らかにするために、乳酸菌の摂取群(N=22)とコントロール群 (N=21)の唾液と口腔内の粘膜細胞のサンプリングを行った。両群共に、摂取前後の唾液について流出量、タンパク濃度、総タンパク濃度を解析した。粘膜細胞からはRNAを抽出した。乳酸菌の摂取前後の一部のサンプルを用いてmRNAの網羅的な解析をNGSを用いて行った。これまでに、摂取後30分と1時間で変化する因子を同定した。今後はGO解析やクラスター解析を用いて、変化した遺伝子群について詳細に解析を進めていく。またそのほかのサンプルについては変化した因子についてqPCRで再現性を確認する予定である。
唾液サンプルについては今後、プロテオーム解析を用いて、摂取前後で変化したタンパクを同定する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究計画どおりに実験が進んでいるため。

今後の研究の推進方策

本年度は、昨年度に行った、トランスクリプトーム解析のデータ解析を進めると共に、再現性について、個別のサンプルについてqPCRを行う予定である。

また唾液のプロテオーム解析を行い結果を得る予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Analysis of IGHA1 and other salivary proteins post half marathon in female participants2023

    • 著者名/発表者名
      Maruyama Yosuke、Seki Tomoaki、Ando Seiichi、Tanabe Hiroki、Mori Hitoshi
    • 雑誌名

      PeerJ

      巻: 11 ページ: e15075-e15075

    • DOI

      10.7717/peerj.15075

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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