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高信頼性組織の構築に向けたスポーツ指導者のリーダーシップ開発に関する実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K10599
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関日本女子体育大学

研究代表者

芳地 泰幸  日本女子体育大学, 体育学部, 准教授 (70736256)

研究分担者 水野 基樹  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 教授 (20360117)
庄司 直人  朝日大学, 保健医療学部, 准教授 (40783353)
稲葉 健太郎  石巻専修大学, 経営学部, 助教 (70911783)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード暗黙のリーダーシップ / テキスト分析 / リーダーシップ開発 / 高信頼性組織 / 心理的安全性 / チームビルディング / アクションリサーチ / 組織行動学
研究開始時の研究の概要

学校運動部活動の地域移行など、目まぐるしく変化するスポーツ環境の中で、勘・経験・度胸(KKD)からの脱却こそ我が国のスポーツ指導現場が直面している喫緊の課題である。スポーツチームが透明性や健全性を確保し、競技者の心身共に豊かで充実した競技生活を支えていくためには、メンバーが高い信頼関係で結ばれた“心理的に安全な環境”を整備することが急務である。そこで本研究ではスポーツチームにおける高信頼性組織に寄与するリーダーシップ要因を解明するとともに、指導者のリーダーシップ開発によって集団がどのように高信頼性組織へと変容していくのかを明らかにする。

研究実績の概要

スポーツチームが透明性や健全性を確保し、競技者の心身共に豊かで充実した競技生活を支えていくための新たなチーム・マネジメント方略の確立が求められている。本研究課題ではスポーツチームにおける高信頼性組織の構築に向けた知見を得るために、①高信頼性組織に寄与するリーダーシップ要因の解明と②リーダーシップ開発によってチームがどのように変容していくかについての科学的根拠を示すことを目的としている。
リーダーシップ要因の解明及び効果的なリーダーシップ開発プログラムに向けては、我が国のスポーツ文化を踏まえたフォロワー自身の暗黙のリーダーシップを理解することが重要となる。そこで初年度となる2023年度は、日本の大学スポーツ選手の暗黙のリーダーシップの特徴を明らかにすることを目的にとした調査を実施した。具体的には2000年以降に生まれた669名の大学スポーツ選手対象に、「リーダー」および「リーダーシップ」の概念に関連する特徴や行動特性を探るための定性的調査(自由記述式)を行った。データ分析にはテキスト分析ソフトウェア(KH Coder)を使用した。共起ネットワークから得られた結果から、暗黙のリーダーシップ特性は5つの主要なカテゴリーに分類され、それらの間の関連性も観察された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究計画に基づき、おおむね順調に進展しているため。

今後の研究の推進方策

2023年度の成果を踏まえ、研究計画に基づきスポーツチームの高信頼性に寄与するリーダーシップ要因の解明にむけた横断的調査(n=600を予定)を実施する。その解析結果を踏まえ、リーダーシップ開発プログラムの構築する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Implicit Leadership in Japanese Collegiate Sports: Implications for Leadership Development Programs2024

    • 著者名/発表者名
      Yasuyuki Hochi, Kentaro Inaba, Naoto Shoji, Motoki Mizuno
    • 学会等名
      22nd Triennial Congress of the International Ergonomics Association(IEA)
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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