研究課題
基盤研究(C)
初年度に高齢心室拡張障害モデル動物を作り、その詳細な心機能評価を臓器および細胞レベルで解析後、遺伝子・タンパク質発現解析を行う。次年度以降、そのモデル動物に対して日常的な自発運動や食事介入を行い、心室拡張機能に対する短期および長期的な影響を、個体、臓器、そして細胞レベルでの機能解析、さらに遺伝子・タンパク質発現解析を実施し、対照群と比べてどのような変化が生じるのかを解析する。我々の先行研究から、運動単独よりも栄養状態の介入と運動を組み合わせる方が遺伝子発現への相乗効果が認められているため、そのメカニズム解明も目指す。