研究課題
基盤研究(C)
バスケットボールは本邦において競技人口が多いスポーツの一つであるが、同時に外傷や障害が多い競技でもある。特に足関節捻挫は頻繁に発生する。捻挫はすなわち靱帯損傷であり初期治療が適切に行われない場合、関節不安定性という後遺症を残し変形性関節症が発症するリスクが高くなる。そこで本研究では捻挫の初回発症時期、症状の有無と内容、関節不安定性、可動域やバランス機能との関連など足関節捻挫の病態解明を目的とし、中学生と高校生を対象とした直接検診を行うこととする。