研究課題
基盤研究(C)
スポーツの現場では、“リラックスは難しい”といわれている。これまで申請者は、リラックス(弛緩)が難しくなる神経メカニズムや、弛緩を行う能力には個人差があることを明らかにした。一般的に、運動能力や機能回復能力には個人差があり、いわゆる“運動神経が良い”と呼ばれる人が存在する。スポーツ現場では、弛緩が上手な人は、運動神経が良いと経験測で言われているが、その因果関係は明らかにされていない。本研究では、まず①弛緩が上手に出来る人、出来ない人の神経メカニズムを明らかにする。また、②それぞれの被験者の運動神経の良し悪しを様々な指標を用いて評価し、弛緩の能力や弛緩時の神経メカニズムと比較する。