研究課題/領域番号 |
23K10635
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
東田 一彦 滋賀県立大学, 人間文化学部, 准教授 (50634466)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 骨格筋 / 鉄 / ヘム / 筋量 |
研究開始時の研究の概要 |
加齢に伴う骨格筋量や筋力の低下(サルコペニア)の予防は、健康寿命の延伸にとって必須の課題である。しかし、サルコペニアが起きる分子メカニズムには不明な点が多く残されている。本研究では、加齢に伴い細胞内に蓄積する鉄と、鉄を利用するヘム代謝経路に着目し、これらがサルコペニアの発症に果たす役割を明らかにすることを目的とする。本研究の遂行により、サルコペニア予防を目的とした栄養摂取方法や運動プログラム策定のための基礎的知見を提供する。
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研究実績の概要 |
初年度はヘム代謝に関わる酵素に及ぼす加齢の影響を検討した。 高齢マウス(24ヶ月齢)と若年マウス(5ヶ月齢)における骨格筋アミノレブリン酸合成酵素発現量を測定したところ、加齢の影響が認められた。 一方、C2C12筋管細胞にアミノレブリン酸を作用させたことろ、先行研究で報告されているような効果(ミトコンドリアタンパクやタンパク質合成の増加)は認められなかった。アミノレブリン酸の作用については更なる検討が必要と考えられる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
高齢動物のサンプルをすでに得ている。また、不活動モデル作成にも取りかかり、次年度の準備を進めている。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は研究計画通りに実施する。
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