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捕捉動作プロセスにおける運動物体の認知・予測エラーと捕捉の成否に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K10666
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関国士舘大学

研究代表者

竹市 勝  国士舘大学, 政経学部, 教授 (30265962)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード認知特性 / 予測特性 / 運動制御 / 運動物体 / 仮想環境
研究開始時の研究の概要

移動物体を捕捉する動作は、日常生活やスポーツにおいて重要なスキルである。特にスポーツではパフォーマンスを左右し勝敗にも関係する。本研究では、捕捉動作に着目し、認知・予測・運動制御の局面における特性について、各局面を分離してパフォーマンスを評価する。データの解析から、認知局面・予測局面・運動制御局面の各局面における特性が運動物体を捕捉する動作の成否にどのように影響するのかを検討する。さらに各局面の特性に対する部分的なトレーニングが捕捉動作の成否(結果)にどのように影響するのかについても検討する。
国際会議には毎年積極的に参加し、研究発表、情報収集、意見交換により研究を進展させるための知見を広める。

研究実績の概要

本研究は、捕捉動作に着目し、データの解析から、認知・予測・運動制御の各局面における特性が捕捉動作の成否にどのように影響するのか検討するこが目的である。
仮想環境実験では、運動物体(ボール)が板前面を移動する間に板を変色させ、その時のボール位置を板の目盛りで回答する位置認知課題、ボールが板後方を移動する間に板を変色させ、その時の位置を板の目盛りで回答する位置予測課題を実施した。回答位置から認知速度および予測速度を求め分析した。
2024年度は、女子大学生の被験者を25名まで増員し、実験の実施とデータを収集した。これまで取得した男子大学生25名のデータから、大学生における運動物体の認知・予測特性(認知・予測速度、錯覚量)に関する性差、および位置予測課題の試行回数による予測速度の変化に関する性差について検討した。
また運動制御特性を検討するためのVRゴーグルを用いた仮想環境における実験環境の構築を進めており、初期段階の実験画像を提示するところまでのプログラムを製作した。しかし、まだデータ取得及び分析プログラムの開発中に付き実験実施には至っていない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本務校の業務により、体調不良を来たした(負傷した)ため、実験計画の立案、実施、3次元の仮想環境における実験プログラムの構築が遅れている。

今後の研究の推進方策

早期の体調回復のため、積極的に治療やリハビリにつとめ、状況を見据えながら身体への負担を抑えながら、実験計画の立案、実施、VRゴーグルによる実験課題の構築を進める。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 大学生における運動物体の予測特性の男女比較2023

    • 著者名/発表者名
      戸枝美咲、山﨑紀春、永田直也、中島弘毅、新井健之、竹市勝
    • 学会等名
      日本体育・スポーツ・健康学会第73回大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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