研究課題/領域番号 |
23K10667
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
野口 亜弥 成城大学, 文芸学部, 専任講師 (70823722)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | タイ / ジェンダー / エンパワーメント / スポーツ / サッカー / 東南アジア / 開発 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、女性のエンパワーメントのプロセスの中で、生きる場所として重要である家族や親族といったコミュニティが持つ規範を自己のアイデンティティに内在しながら、女性が自身の目標や希望を達成していくために、どのような交渉や葛藤をしているのか、また男性優位主義、異性愛規範のイデオロギーを持つスポーツがその過程の中でどのような役割を果たしているのか、タイの女子サッカー選手を研究対象に明らかにする。本研究は、シンボリック相互作用論を援用し、Kabeerのエンパワーメント理論の発展に貢献する示唆を得る。また、スポーツがエンパワーメントのプロセスの中でどのような役割を担っているのか分析しすることを試みる
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研究実績の概要 |
本研究は、女性のエンパワーメントのプロセスの中で、生きる場所として重要である家族や親族といったコミュニティが持つ規範を自己のアイデンティティに内在しながら、女性が自身の目標や希望を達成していくために、どのような交渉や葛藤をしているのか、また男性優位主義、異性愛規範のイデオロギーを持つスポーツがその過程の中でどのような役割を果たしているのか、タイの女子サッカー選手を研究対象に明らかにすることを目的としている。 2023年度は先行研究のレビュー、関連資料の収集を実施した。先行研究レビューを学術雑誌でまとめて発表した。さらに大学女子サッカー部に所属する選手にインタビュー調査を実施して、自身のジェンダー規範や保護者のジェンダー規範についてデータを収集した。収集したデータは翻訳発注をし、分析する準備を整えた。 また、先行研究の一部をまとめて学術雑誌に投稿した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当初の予定よりも若干研究が進んでいる。想像以上に翻訳費がかかり、現地の大学生に給与研究補助を依頼するなど、予想外の事態に対応しながら研究を進めた。
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今後の研究の推進方策 |
インタビュー調査がしっかりと進められているので次年度は分析を進めていきたい。また、本調査に向けた更なる資料の収集や分析なども継続して実施する。
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