研究課題/領域番号 |
23K10674
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 桐蔭横浜大学 |
研究代表者 |
小山 桂史 桐蔭横浜大学, スポーツ科学部, 准教授 (70637090)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 足部 / 内側縦アーチ / 硬さ / 足部内在筋群 / 筋厚 / 弾性 / 裸足 / 足指把持筋力 / 弾性組織 / 跳躍能力 |
研究開始時の研究の概要 |
足部内側縦アーチは踵骨、距骨、舟状骨、内側楔状骨、第一中足骨から構成され、舟状骨を頂点として踵骨と第一中足骨を結ぶ三角形のトラス構造で表される。これらの骨は筋、腱、靭帯といった弾性組織で連結されるため、足部内側縦アーチは荷重に伴い圧縮と復元を繰り返す可逆性を持つ構造でもある。足部内側縦アーチが腱組織と同様の振る舞いをすることを考えると、足部内側縦アーチの柔軟性はそれを支持する筋の柔軟性の影響が予測される。しかしながら、足部内側縦アーチの柔軟性に足部内在筋群の柔らかさが影響するかどうか、もしくはその柔軟性が足部の力発揮能力や身体運動能力に影響するかどうか不明である。
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研究実績の概要 |
本研究は足部内側縦アーチの柔軟性が身体運動能力に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし、その目的を達成するために、まず足部内側縦アーチの柔軟性の評価方法を確立し、その柔軟性の関連因子を検討する予定である。現在、足部内側縦アーチの柔軟性を足部荷重に伴うアーチ高の変化量から評価し、その柔軟性と足部内在筋群の筋硬度との関係を検討している。その結果、加重を0kgから100kgに10kgごとに漸増させた時、アーチ高も低下し、特に加重10kgから90kgでは一次関数的に低下していることが観察され、この範囲の相関係数が高く、この傾きをアーチの硬さ(Stiffness)として評価することができた。このアーチの硬さ(Stiffness)が何と関連するのか、今後の検討課題である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究は足部内側縦アーチの柔軟性が身体運動能力に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし、その目的を達成するために、足部内側縦アーチの柔軟性を足部荷重に伴うアーチ高の変化量から評価し(研究1)、その柔軟性と足部内在筋群の筋硬度との関係を検討する(研究2)。最終的には、足部内側縦アーチの柔軟性と足指把持筋力、跳躍能力との関係を検討する(研究3)。現在、研究1の実験結果は得られ、ある一定の実験方法の確立と研究結果を得ることが出来た。この点は評価することが出来る。ただ、研究1の実験結果をまだ学会発表を含めた学外発信するまでには至ってない。さらに、研究2と研究3を実施するまでにも至っていない。そのため、現段階の進捗状況としては、予定よりも少し遅れていると考えられる。
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今後の研究の推進方策 |
本研究は足部内側縦アーチの柔軟性が身体運動能力に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし、現在、足部内側縦アーチの柔軟性を足部荷重に伴うアーチ高の変化量から評価し、実施することが出来た(研究1)。この結果を基に、柔軟性と足部内在筋群の筋硬度との関係を検討し(研究2)、足部内側縦アーチの柔軟性と足指把持筋力、跳躍能力との関係を検討する予定である(研究3)。
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