研究課題/領域番号 |
23K10707
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 三重短期大学 |
研究代表者 |
相川 悠貴 三重短期大学, 食物栄養学科, 准教授 (10815749)
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研究分担者 |
若杉 悠佑 鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部, 助教 (90751412)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 走運動 / エネルギー不足 / 骨 / 持久的アスリート / リバウンド / エネルギー欠乏 / アスリート / ダイエット / Female athlete triad |
研究開始時の研究の概要 |
痩身女性アスリートのエネルギー不足に起因する低骨密度は、40年以上問題視されているが、未だ解決策の検討が必要な課題である。低骨密度は骨折のリスクを高め、選手生命の短縮や、競技活動および生活活動を大きく阻害することにつながる。そこで、本研究では、痩身アスリート低骨密度モデルラットを用い、「一時的なエネルギー充足」および「体重変動」の繰り返しが低骨密度を改善できるかを明らかにする。 本研究の目標は、世界中の痩身女性アスリートに受け入れやすい低骨密度改善策を提案することである。
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研究実績の概要 |
痩身女性アスリートのエネルギー不足に起因する低骨密度は、40年以上問題視されているが、未だ解決策の検討が必要な課題である。低骨密度は骨折のリスクを高め、選手生命の短縮や、競技活動および生活活動を大きく阻害することにつながる。そこで、本研究では、申請者の研究グループが確立した痩身アスリート低骨密度モデルラットを用い、「一時的なエネルギー充足」および「体重変動」の繰り返しが低骨密度を改善できるかを明らかにする。本研究の目標は、痩身女性アスリートに受け入れやすい低骨密度改善策を提案することである。 研究1年目の2023年度は、一時的なエネルギー充足の効果を検討するため、食餌制限条件下で、1週間に1日の非食餌制限日を設ける「チートデイ」法を用いて、ラットにおいて検討を行った。チートデイ実施日以外の摂食量を微減させ、1週間の摂食量に大きな差が出ないように調整した。結果として、食餌制限条件下において、チートデイは一時的に体重を増加させたものの、1週間の終わりでは体重の差は認められなかった。この結果は想定通りであった。さらに、解剖時における体重、足底筋、ヒラメ筋、腹腔内脂肪重量、骨長、骨量へのチートデイの影響は認められなかった。 2024年度は、チートデイ飼育を行ったラットの骨代謝マーカー、骨代謝関連遺伝子発現、骨密度、骨構造の解析を行う予定である。また、体重変動を繰り返す「ウエイトサイクル」法を用いたラットの飼育を2023年度末から実施しており、2024年度上旬に試料採取予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現在までに、一時的なエネルギー充足の効果を検討するため、非食餌制限日を設ける「チートデイ」法を用いて、ラットにおいて検討を行った。結果として、食餌制限条件下において、体重、足底筋、ヒラメ筋、腹腔内脂肪重量、骨長、骨量へのチートデイの影響は認められなかった。血液および骨サンプルの採取が完了している。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は、チートデイ飼育を行ったラットの骨代謝マーカー、骨代謝関連遺伝子発現、骨密度、骨構造の解析を行う予定である。また、体重変動を繰り返す「ウエイトサイクル」法を用いたラットの飼育を2023年度末から実施しており、2024年度上旬に試料採取予定である。
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