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内受容感覚を効果的に高める浸水条件の確立とメカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K10772
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59030:体育および身体教育学関連
研究機関新潟医療福祉大学

研究代表者

馬場 康博  新潟医療福祉大学, 健康科学部, 講師 (50592614)

研究分担者 山代 幸哉  新潟医療福祉大学, 健康科学部, 准教授 (20570782)
佐藤 大輔  新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (60544393)
藤本 知臣  新潟医療福祉大学, 健康科学部, 講師 (70847798)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワード内受容感覚 / 浸水 / 心拍フィードバック / 心拍誘発電位
研究開始時の研究の概要

身体内部や状態を知覚する内受容感覚は、ヒトの感情・情動において重要な役割を担っており、その低下が気分の変調に関与する。これまで自身の心拍情報に合わせてボタンを押す心拍フィードバック(心拍FB)や呼吸法といった方法によって内受容感覚が高まることが報告されている。しかし、その効果には個人差がああり、「内受容感覚を高める神経生理学的な根拠はいまだに不明である。
本研究では、浸水に心拍FBを組み合わせることで、個人差の問題を解決し、内受容感覚をさらに向上させられるかを検証する(課題1)。さらに、浸水による内受容感覚の向上の神経生理学的根拠を、心拍誘発電位を用いて検証する(課題2)。

研究実績の概要

本研究では、以前に内受容感覚への気づきに対して変調が確認された浸水に心拍フィードバック (心拍FB) を組み合わせることで、個人差の問題を解決する手立てを検証する。さらに、浸水による内受容感覚の向上の神経生理学的根拠を探るために心拍誘発電位を用いて検証する。
2023年度は、内受容感覚に関する実験パラダイムを確立するため、内受容感覚の測定に加え、自律神経活動の計測を試みた。これまでの研究成果をもとに水中環境において内受容感覚の測定には成功した。予備実験の結果、浸水後に内受容感覚への気づきの値が高まる傾向がみられた。これには副交感神経活動が促進されるような自律神経活動の変化が関連している可能性がある。予備実験の結果、内受容感覚と自律神経活動が計測できた。今後、心拍FBおよび心拍誘発電位を評価することで神経生理学的な手法を検証していく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

円安の影響もあり、心電図を測定する海外製の機器(AD Instruments)の購入が遅れてしまった。

今後の研究の推進方策

2024年度には、新しく心電図測定機器を購入する予定。
予備実験の結果、内受容感覚と自律神経活動が計測できた。今後、心拍FBおよび心拍誘発電位を評価することで神経生理学的な手法を検証していく。さらに、浸水する環境で精密な測定が可能となる手法を実験パラダイムを構築する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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