研究課題/領域番号 |
23K10773
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 大阪大谷大学 |
研究代表者 |
中村 泰介 大阪大谷大学, 教育学部, 准教授 (30454698)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 運動遊び / 体育 / 幼保小連携 / ソーシャル・スキル / 運動学習プログラム / 体育授業 / 保幼小連携 / 運動遊び国際比較 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は「運動遊び」に「ソーシャル・スキル」の要素を取りいれた「運動遊びプログラム」の開発を目的として実施するものである.昨今の幼児教育における重要な課題の中に,遊びこむ経験や多様な経験(動き)を通じて身につく「社会的情動スキル」の蓄積が挙げられている.その課題を克服するために日本内外の保育・教育現場で運動を基盤とした調査研究を実施し,「運動遊び」或いは「体育」だからこそ身につくコミュニケーション能力や自己肯定感の向上を促進する運動学習プログラムの開発が本研究の究極の目的である.
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研究実績の概要 |
2023年度は保育現場でのフィールド調査及び養成校に所属する学生への調査を中心に行った。保育現場の調査においては、登園後に実施する体育ローテーションの実態調査、山遊びの活動時における子どもの動作観察(分析)、ムーブメント教育における運動に関する聞き取り調査等を実施した。 養成校の学生への調査においては、学生の運動スキル調査、運動遊びへの関心度、幼保小連携への関心度などの調査を通じて、運動遊びと体育の連携にむけたデータ収集を行った。 以上の研究成果は、日本幼児体育学会、日本保育者養成校教育学会等での報告及び紀要での研究報告を行った。また、保育内容健康領域の講義で活用するテキスト『乳幼児の健康と運動 からだ・こころ・あたまを育むこどもたちの未来のための学び』として出版された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
概ね2023年度の研究計画は予定通りに実施できているが、上記の「やや遅れている」理由としては、諸事情により保育者の聞き取り調査において予定していたデータ数まで達成できなかったことによる。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度以降は、海外の保育現場のフィード調査を予定しており、それに伴い調査準備を行う必要がある。同時に、国内の保育現場や小学校、各スポーツクラブへの調査も行っていく予定である。
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