研究課題
基盤研究(C)
タウリンは酸化数の多い硫黄原子を含むアミノ酸で、食餌からの摂取や肝臓での生合成によって生体中の高濃度が維持されている。本研究では、食餌性のタウリンが肝臓で抗酸化作用を有する超硫黄分子の生合成を高め、これが多臓器と連関することで薬理効果を発揮しているとの仮説を考えた。本研究では、タウリン摂取後の各組織中の転写産物および代謝産物の変動を解析し、加えて、疾患予防への有用性を検討する。