研究課題
基盤研究(C)
血清ビタミンD(S-25OHD)濃度の欠乏者が年々増加し、十分量のビタミンDを摂取しても、S-25OHD 濃度の改善が見られない。その要因の1つに、ビタミンD摂取量の不足に併せて、他の栄養素の過不足による相互作用が、ビタミンDの合成能を低下または分解能を亢進する可能性が考えられる。そこで本研究は「生体内における栄養素の過不足がビタミンD 代謝に与える影響およびその分子基盤の解明」を目的とし、最終的に「ビタミンD 栄養状態を高めるための栄養療法の構築」を目指す。