研究課題
基盤研究(C)
近年の疫学研究で、「代謝異常(生活習慣病やメタボリックシンドロームなど)」を有する場合、老年期以前の若年期や中年期であっても、「脳機能(学習や記憶、認知など)」に異常が現れやすいことが報告された。これまで「代謝異常の予防や改善に関する研究」と「脳機能の向上や改善に関する研究」は盛んに行われてきたものの、それぞれの関係性や相互的改善あるいは増悪化に関する研究はほとんど行われていない。そこで、本研究は、代謝異常と脳機能の関連性について検証し、さらにそれらを食品由来機能性成分を活用した食環境によって改善することを目的に研究を実施する。