研究課題
基盤研究(C)
食事を食べる時間を制限したり運動をすることは、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病に有効であることが知られている。近年、慢性腎臓病(CKD)においてエネルギーの代謝異常が病態の悪化に関係してことが明らかとなってきた。糖尿病や脂質異常症はCKDに関連する疾患であるが、これらの疾患に有用な食事の摂り方がCKDにも有用かは明らかでない。また、腎臓を守るための食事療法については科学的根拠が乏しく不明な点が多い。本研究では、モデル動物を用いて食餌の摂取時間の制限がCKDの病態や運動の効果に及ぼす影響を明らかにする。