研究課題
基盤研究(C)
ケトジェニックダイエット(ケトン食)とは、低糖質・高脂肪食を摂取することで生体内のケトン体産生を増加し、血中ケトン体濃度を高く維持する食事療法である。ケトジェニックダイエットがてんかん発作の抑制・肥満の改善に役立つことが認知されている一方、脂質に偏った食生活によってさまざまな副作用も生じると考えられているが、未だ不明な点が多い。本研究では『ケトン体が軟骨性骨化および長管骨の伸長を阻害するか』を解析し、ケトン食で生じる成長不良がケトン体による直接的な骨格成長の阻害であるのか、もしくは低栄養状態などの間接的な影響なのかを明らかにする。