研究課題
基盤研究(C)
近年,胎生期から継続する環境要因が成人期の健康を決定するという学説が注目されている。胎生期の胎内環境要因に影響・関連する因子を幅広く収集することで胎生期から幼児期という超早期に生活習慣病を予防できる新たな戦略の開発が可能となる。これを目的とし,妊娠期から継続した生活・環境因子を幅広く収集できるデータベースを構築する。このコホートデータを解析し,小児期の体格推移に影響を与える胎生期から幼児期の生活・環境因子を同定する。本研究成果は、生活習慣病発症と関連する小児期の体格推移に影響を与える胎生期・幼児期の生活・環境因子解明につながり,超早期からの生活習慣病予防・健康増進が世界に先駆けて可能となる。