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生活リズム攪乱モデルにおける雄性生殖機能の低下を改善するシスチンの作用機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K10945
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関神奈川工科大学

研究代表者

花井 美保  神奈川工科大学, 健康医療科学部, 教授 (70337781)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード生活リズム攪乱 / テストステロン / 精巣 / シスチン / ラット
研究開始時の研究の概要

生活リズムが攪乱している男性では、精子数が減少することが報告されている。これまで、ラットを明暗サイクルのない連続暗黒下にて低タンパク質食で飼育すると生殖器の発達、男性ホルモン(テストステロン)の合成および精子形成の抑制がみられること、そして、含硫アミノ酸であるシスチンは、これらの抑制を改善することを報告してきた。本研究では、連続暗黒下ではなく、生活リズム攪乱モデル下でラットを飼育し、テストステロン合成や精子形成に関するシスチンの作用機序を明らかにする。

研究実績の概要

成長期雄ラットを低タンパク質食(9%カゼイン食)で連続暗期飼育すると生殖器の発達抑制が惹起されるが、シスチンを添加することより発達抑制を改善することを報告してきた。今年度は、連続暗期飼育ラットで惹起される生殖器の発達抑制を生活リズム攪乱モデルラットで再現させることを目的として研究を実施した。飼料は、9%カゼイン食と9%カゼイン食にシスチンを添加したシスチン添加食とし、明暗周期を様々なパターンで変化させ、生殖器に与える影響を検討した結果、生殖器の発達抑制を惹起させる明暗周期パターンを見出すことができた。次年度は、今年度確立させた明暗周期パターンを生活リズム攪乱モデルとし、生殖器の発達および機能に与えるシスチンの影響を解明していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

今年度の目的であるラットの生殖機能を抑制する生活リズム攪乱モデルパターンを確立することができた。

今後の研究の推進方策

今年度確立させた明暗周期パターンを生活リズム攪乱モデルとしてラットを飼育し、テストステロン濃度やテストステロン生合成に関与する因子に関して検討を進める。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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