研究課題
基盤研究(C)
現実社会で生じる多くの最適化問題は,本来解きたい問題を近似的に表現したものである.そのため,最適解1個のみを求めても不十分であり,多様性をもつ複数個の解が必要である.このことを踏まえ,本研究では,離散凸関数を目的関数とする様々な離散最適化問題に対し,多様性をもつ複数個の高品質な解を求める,という課題に取り組む.本研究課題では離散凸解析の理論に基づき,理論的な保証をもつアルゴリズムの構築を目指す.