研究課題
基盤研究(C)
トーラス網を対象とした、耐故障性を有するルーティング・アルゴリズムの検討と評価を行うことを目的とする。具体的には、我々が開発したNSF-FT(North-South First Fault-Tolerant)法をベースに、「領域ベースの手法」「Passage-Y」に置き換えることにより、デッドロック・フリーかつ耐故障性を有するルーティング・アルゴリズムを実現する。完全な耐故障性を有しないアルゴリズムであるNSFFTに、完全耐故障性を有する手法を組み合わせることにより、トーラス網において完全耐故障性を有するルーティング・アルゴリズムが実現する。