研究課題/領域番号 |
23K11061
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60050:ソフトウェア関連
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
横山 重俊 国立情報学研究所, オープンサイエンス基盤研究センター, 特任研究員 (10600968)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 研究再現性 / データ駆動型研究 / ゲノム解析 / 実験数学 / クラウドコンピューティング / Jupyter Notebook |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、大きな再現性までを実行可能な手順書で実現する方式を提案し、その提案に沿った研究管理基盤を実装する。さらに、その基盤を使って実際の研究への適用実験を通じて、提案方式の実用性を実証することを目的とする。このことにより研究再現から派生研究実施までをよりスムーズに接続することができ、オープンサイエンス推進に大きく貢献できることを目指す。
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研究実績の概要 |
Literate Computing for Reproducible Research(LC4RR)の研究管理基盤への実展開の可能性について、LC4RRが実装可能で、複数の研究分野で実用可能に展開できることを検証するために以下の研究を実施する。① LC4RR実現方式の研究:大きな再現性と小さな再現性を満たし、さらにそれらを自然に接続する方式を考案する。② LC4RRを実装した研究管理基盤の開発:実証実験可能なLC4RRを実現する研究管理基盤を開発し、Research Data Cloud(RDC)と連携する。③ 開発した研究管理基盤を使った実証実験:複数研究分野(数学分野とゲノム解析分野)での実証実験を行う。2023年度はLC4RR実現方式としてJupyter Notebookによる実行可能な研究手順書を実現したリサーチフローのプロトタイプを構築し、評価した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
プロトタイピングが成功し、LC4RRに関する実現性への目処がついたため。
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今後の研究の推進方策 |
研究データ管理ストレージシステムとノートブック実行システムと連携するLC4RR実行システムを開発し、研究管理基盤として統合する。特に大容量な研究データを処理する際の性能確保が連携時の課題である。実証実験のために、実用的なストレージ容量や性能及び可用性を持ったものとする。
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