研究課題/領域番号 |
23K11077
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
木村 共孝 同志社大学, 理工学部, 准教授 (20756382)
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研究分担者 |
平田 孝志 関西大学, システム理工学部, 教授 (10510472)
プレーマチャンドラ チンタカ 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (40632485)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ドローンネットワーク / マルウェア拡散 / ドローン / セキュリティ |
研究開始時の研究の概要 |
近い将来,多くのドローンが人々の上空を飛び交い,労働・作業をドローンによって代替することが期待されているが,ドローンの安全面への懸念が強まっており,安全性の確保は最重要な技術課題である.本研究では,多くのドローンで構成されるドローンネットワーク上で発生するサイバー攻撃に焦点を当て,これらの攻撃を防ぐことのできるセキュアなドローンネットワークシステムを構築する.具体的には,ドローンネットワーク特有のサイバー攻撃に対する脆弱性を分析した上で,ネットワーク構成やルーチング制御を柔軟に変更する安全でセキュアなドローンネットワーク設計手法を確立する.
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研究実績の概要 |
近い将来,多くのドローンが人々の上空を飛び交い,労働・作業をドローンによって代替することが期待されているが,ドローンの安全面への懸念が強まっており,安全性の確保は最重要な技術課題である.本研究では,多くのドローンで構成されるドローンネットワーク上で発生するサイバー攻撃に焦点を当て,これらの攻撃を防ぐことのできるセキュアなドローンネットワークシステムを構築する.具体的には,ドローンネットワーク特有のサイバー攻撃に対する脆弱性を分析した上で,ネットワーク構成やルーチング制御を柔軟に変更する安全でセキュアなドローンネットワーク設計手法を確立する.この目的を達成するために,本年度はドローンの制御技術や情報セキュリティ技術に関する文献を調査し,今後,ドローンネットワークシステムを脅かす可能性の高い複数のサイバー攻撃を想定し,それらの脅威分析を行った.具体的には,乗っ取られたゾンビドローンや外部のコンピュータから DoS(Denial of Service)攻撃が発生することを想定し,通信特性を考慮した数理モデルを構築し,待ち行列理論などを用いて攻撃の特性を分析した.さらに,ゾンビドローンを踏み台にして,他のドローンへの攻撃が発生することが考えられるため,ドローンネットワーク上でのマルウェア拡散の振る舞いについても分析を行った.マルウェアの拡散分析によってドローンネットワーク特有のマルウェアの拡散特性を明らかにした.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度に予定していたドローンネットワークへの脅威に関する基礎的な分析は完了しており,おおむね順調に進展している.
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今後の研究の推進方策 |
マルウェアの拡散分析によってドローンネットワーク特有の特性が明らかになったため,今後はこの点を踏まえた対抗策の検討を進めていく予定である.
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