研究課題/領域番号 |
23K11116
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60080:データベース関連
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
藤田 秀之 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (90431840)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | データストーリーテリング / 情報可視化 / データ可視化 / 地理空間情報 / インタラクティブソフトウェア / データ・ストーリーテリング / 地理情報システム |
研究開始時の研究の概要 |
ビッグデータの内容理解や洞察獲得のために,人間が持つ極めて高度なストーリテリングの能力を活用するため,ストーリー形式の情報伝達・可視化手法である,データ・ストーリーテリングに着目し,特に,実世界の場所の情報を含む,地理空間データを対象に,ストーリー形式のデータ提示による,対話的で探索的な情報抽出,および,情報伝達を実現することを目的として,空間スケールを代表とする時空間的なコンテクストを適切に制御する手法を検討する.
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研究実績の概要 |
主題や目的,受け手の知識等を総合的に判断し,要素を順序立て,ストーリーとして語る能力は,人間が持つ極めて高度な能力である.ビッグデータの内容理解や洞察獲得,データを用いて伝えたい内容の的確な伝達等を目的として,ストーリー形式の情報伝達・可視化手法である,データ・ストーリーテリングが注目されている.本研究では,人やモノの移動軌跡データや,スマホで投稿されるSNSデータ,空間統計データ等の,実世界の場所の情報を含む,地理空間データを対象に,ストーリー形式のデータ提示による,対話的で探索的な情報抽出,および,情報伝達を実現することを目的とし,特に,空間スケールを代表とする時空間的なコンテクストを適切に制御する手法を検討する.具体的には,ふたつのサブテーマ,(a)ストーリー性を活用した探索的データ分析,(b)ストーリー性を活用したデータ可視化,にそれぞれ取り組む. 上記の目的の下で,本年度は,(a)ストーリー性を活用した探索的データ分析環境において特に重要と考えている,空間スケールを考慮する手法を,ネットワークデータ可視化に適用した.具体的には,代表的な空間ネットワーク可視化手法であるエッジバンドリング技術を拡張し,地図のズーム・スクロール操作に応じて,画面内の地点間を結ぶエッジ,画面の内外を結ぶエッジを区別して画面の異なる場所でバンドリングする手法を提案し,既存手法と比較して,可読性の向上を定量的に示した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
申請書に記載した計画に準じた進捗があった.
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今後の研究の推進方策 |
申請書に記載した計画に従い研究を推進する.
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