研究課題
基盤研究(C)
本研究課題では、振り子として振動させたRGB-Dカメラを用いて撮影して得た画像群を元に、振り子の運動のパラメータを推定し、その結果を用いて高精度に環境の3次元形状を推定する手法を開発する。また、深層学習を用いて、手振れが生じた画像からカメラのシャッター開口期間の姿勢の変化量等を推定し、その結果を用いて振り子の運動パラメータの推定精度を向上させる手法も開発する。さらに、振り子カメラにブランコと同様の原理で自動的に振動を開始する機能と、振り子カメラ内にモータを組み込んで紐の長さを自動的に調整する機能を実装し、撮影可能な領域を拡大することを試みる。