研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は,IoT(Internet of Things)デバイスからの情報呈示へユーザが気づきや目配せなどで『さりげなく反応』した状態を生理信号から自動推定してフィードバックするユーザインタフェース(UI)を開発し,その有用性を示すことである.このUIによって,近年のIoTデバイスの急速な普及における,デバイスへ応答するためにユーザの認知的・身体的負荷が増加してしまうという問題の解決を目指す.この計画として,呈示情報とユーザの「さりげない反応」との関係をモデル化し,その後,このモデルを導入したIoTデバイス環境を構築して,ユーザエクスペリエンスの改善を評価する実験を実施する.