研究課題
基盤研究(C)
医学分野では血管内や消化管内で働くマイクロロボットの開発が進められている。マイクロロボットが適切に働くためには目的とする場所に移動することが必要であるが、生体内のような複雑な環境では事前に移動経路を設定することが難しい。そこで、本研究では自然が作り出したマイクロロボットである単細胞生物ゾウリムシの行動を実験的に調べると共に数理モデルで表現することによって、マイクロロボットの行動アルゴリズムのヒントを得ることを目指す。