研究課題
基盤研究(C)
家庭や職場など小規模のコミュニティにおいて,子どもやペットなど弱い存在でありながら人同士を結びつけつなぎとめる存在がある.しかし,少子高齢化に伴い子どもにその役割を求め続けるのは難しく,またペットの飼育も飼育環境の整備などの問題がある.そこで本研究では,ヒューマン・ロボット・インタラクションの知見と園芸セラピーを組み合わせた,コミュニティ中心型ロボット植物(ComuRoP)を構築し,人を結びつける存在として必要な要素を解明する.ComuRoP がコミュニティの中心的存在として,コミュニティを構成する人々を惹きつけ共同で世話をしてもらうことが可能になれば,コミュニティ支援の手段の一つとなる.