研究課題
基盤研究(C)
本研究は、脳波信号を不要として心肺の信号だけで、睡眠過程を描く新たな軸を創出するために、心電図・光電脈拍からの心拍時系列と呼吸時系列をもとに、モデル駆動手法やデータ駆動手法を連用いて、説明可能な心肺カップリングのパターンを同定し、統計モデルで睡眠過程を描く手法を研究開発する。さらに、睡眠段階との関連性が良い手法として睡眠段階に関する情報も提示できると期待する。最後に、開発した手法の実用性を検証するために、非接触で心電図を計測できる容量性睡眠心電計での実測実験を行い、手法の再現性、睡眠段階との関連性を検証する。