研究課題
基盤研究(C)
体重の約半分を占める脂肪と筋肉が分泌するレプチンやインターロイキン(IL)-6などのホルモンには糖代謝や免疫に関するものが多い。日本人の約4割は肥満または痩せであり、糖尿病や癌などの健康リスクが高い。ホルモン分泌機構の解明は、病状把握や健康管理などに貢献すると期待される。レプチンやIL-6の分泌と糖代謝の関連性が示唆されているが、ほとんど研究されていない。申請者は、β細胞で同様に、脂肪や筋肉でも代謝振動とホルモン分泌が連動しているのではないかと考えた。代謝振動とホルモン濃度変化を同時に測定・解析して因果関係を解明する事を目的とする。