研究課題
基盤研究(C)
生体高分子の構造データは分子進化や統御メカニズムの解明だけでなく、医農薬品開発の標的としても極めて重要である。本研究では、蓄積された大量の構造データベースを有効に活用し、構造-機能相関に関する知識獲得のための分子構造データマイニング手法の確立を目的とする。モチーフと呼ばれる局所構造特徴に注目し、入力データの選定から結果の評価までを包括したタンパク質-遺伝子モチーフ候補の自動抽出システムを開発するとともに、集積したモチーフ情報をキーとして、複雑なイントロン-エクソン構造を持つゲノム配列での機能部位推定への応用を目指す。